「やること、たくさんあるのに…今日も何も進んでない!?」
そんな日、ありませんか?
こんにちは、木の実です。
会社員を続けながら、副業フリーランスに挑戦中。
平日も週末も忙しい日々を過ごしています。
やることに追われてしまうのは日常茶飯事。
朝はスッキリ起きて、「今日こそやるぞ!」といつも頭の中で完璧なTODOリストを描いている。
でも実際は、優先順位がうまくつけられず、あれもこれも手をつけられないまま1日が終了。「またできなかった…」というモヤモヤだけが残る……。
怠けていたつもりはなくて、むしろ「全部ちゃんとやりたい」と思っていたのに、やることが多すぎて、ひとつ始めたと思えば、他のことが気になって集中できない。
優先順位をつければいいんじゃないの?
もちろん、頭ではわかっているんです。
でも、仕事と違って、プライベートのあれこれって明確に順位をつけるのが意外と難しいんですよね。
そんなふうに、私と同じようにやること・やりたいことが多すぎて優先順位をつけられないと感じているあなたへ。
今日は超簡単・3ステップでできる優先順位のつけ方 をお届けします
「頭で考えても決められない時」の対処法もあわせて紹介しているので、「せめて今日やることだけでも決めたい」と思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
「またできなかった…」から「今日はここまで進んだ!」に変わるヒントになれば嬉しいです。
Step①:やることを全部書き出す
「何から手をつければいいか分からない」
そんなときこそ、いったん頭の中を“外に出す”ことが大事です。
やることが整理できない状態って、実は「タスクが多いから」ではなく、頭の中に詰め込んだままになっているから起きていることがほとんど。
まずは、やることを全部書き出して、目で見て把握できる状態にすることから始めましょう。
- 紙でもスマホのメモアプリでもOK(気軽にできるものを)
- 思いついた順でOK。順番もカテゴリも考えなくて大丈夫
- 「仕事」「家事」「プライベート」なんでも混ぜてOK
- 1分間、思いつくだけ書いてみるのがおすすめ!
たとえば、こんなふうにざっくばらんに書き出してみましょう。
- 研修課題終わらせる
- クッキー焼きたい
- 洗濯物片付ける
- 整体の予約
- 副業のメール返信
- ネットスーパーで食材買う
- 部屋の片付け
- 春の新作ドラマ見たい
- 冬服しまいたい
頭の中にあった「気になること」が、外に出して見える化するだけでも不思議とスッキリしてきます。
「あ、意外と少ないな」「数は多いけど同時進行でできることもあるな」と思えることも!
Step②:やることを整理して優先順位をつける
書き出したタスクを前に、「さて、どれから手をつけよう…」と手が止まってしまったら、まずはシンプルな考え方で優先順位を整理してみましょう。
「緊急度×重要度」のマトリックスで分類する
まずは、ビジネスシーンでよく使われる、タスクの優先順位を4つのエリアに分けて考える方法を試してみるのがおすすめです。
緊急 | 緊急ではない | |
重要 | A:今すぐやる | B:計画してやる |
重要ではない | C:さっと済ませる | D:やらない or 後回しにする |
このフレームにあてはめると、
- A:今日中に対応すべきこと
- B:やる日を決めてスケジュールを確保すること
- C:短い時間で終わらせること
- D:実はやらなくてもいいこと
と明確になります。
プライベートも仕事も、内容も所要時間もバラバラに混ざっているからこそ、こうしてグルーピングすると、やるべきことがスッと整理されていきます。
もちろん、最初にやるべきは【A:緊急かつ重要なこと】です。
でも、どうしても他のことが気になって進められない時ってありますよね?
そんな時はまず、自分の「モヤモヤ度」に目を向けてあげるのもひとつの方法です!
「モヤモヤ度」が高いことに目を向ける
タスク整理は、論理的に考えるだけじゃなくて、“今の自分が一番気になってること”から片づけるという方法も効果的です。
- 「あとでやる」と思って後回しが続いている
- 他のことを始めても、つい何度も思い出してしまう
- やっていないことで罪悪感がある
こうした“頭に残ってる感”のあるタスクから優先的に処理すると、脳の空き容量が増えて、本当にやりたいことにも集中しやすくなるんです。
最近、私も「休日のうちに片付けないといけない研修課題」に頭を悩ましていました。
マトリクスで見れば“緊急かつ重要”、明らかに最優先です。
…でも、そのとき、私の頭の中でずっと気になって離れなかったのが「衣替え」。
「今やるべきは課題だ」と頭では理解していても、なぜか洋服タンスに冬服が残っていることが気になって仕方ない。
結局、思いきって先に衣替えを終わらせたら、部屋も気持ちもスッキリして、その後は集中して課題に取り組めたんです。
論理的なマトリクスとモヤモヤ度、最後はどちらで決めてもOK!
ただし、マトリクスを飛ばして、最初から自分の気持ちだけで決めてしまうと、「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」に手を出しがち
重要な用事を後回しにしてしまうリスクもあるので、まずはマトリクスのA・B・C・Dにそれぞれ何があるのかを視覚的に把握することから始めましょう。
- まずはマトリクスで整理
- それでも進まないときは「モヤモヤ」することから片付ける
この順番で試してみると、
「やるべきこと」と「今気になっていること」のバランスがとれるようになってきます。
Step③:今日やることは「3つだけ」に絞る
やることを書き出して優先順位を決めたら、あとはやり切るだけ。
それなのに
「結局また、全部やろうとして何も進まなかった…」
そんな経験、ありませんか?
やることリストって、一度作ると全部やらなきゃいけない気がしてしまうんですよね。でも、実際に1日でこなせるタスクって、意外と少ないんです。
だからこそおすすめしたいのが、「今日やることは3つだけ」と決めてしまうこと。
- やることの中で順番を決めるのに悩まなくなる
- 「これだけできたらOK!」と思えると行動しやすくなる
- 小さな達成感を積み重ねられる
- 結果的に他のことにも着手できるようになることも!
実践ポイント
- 書き出したタスクの中から「これだけは今日終わらせたい」ものを3つだけ選ぶ
- できるだけ、気になっているもの”を1つは入れる
- 終わったら「できた!」と記録したり、○をつけたりして達成感を見える形にする
✅「やることを減らす」のではなく、「選びきる」ことが大事
忙しい時ほど、つい、あれもこれもやらなきゃと抱え込みがちです。でも「全部やろう」とするほど、けっきょく1日の中でも何から取り組めばいいか迷ってしまい、どれも進まなくなる…
だから、「これだけやればいい!」と気持ちが楽になる量まで絞ってあげることが実はとても大切なんです。決して甘えではなく、自分を立ち止まらせないための賢い選択と思ってみてください。
「今日の3つ、これができたら合格」
くらいに思えたら、1日がちょっと軽く、前向きに進み出します。
まとめ
「やることが多すぎて、何もできなかった…」
そんなふうに1日が終わると、「また今日もダメだったな…」と落ち込んでしまいがちですよね。
でも実際は、やる気がないわけでも自分がダメわけでもないんです。ちゃんとやろうと思っているからこそ、進まなかったことが気になってしまうんですよね。
今日ご紹介した3ステップは、すべてのタスクを完璧にこなすための方法ではなく、毎日を少しずつ前に進めるための方法です。
- 頭の中を書き出して整理する
- マトリクスやモヤモヤ度で優先順位をつける
- 今日やることを「3つ」に絞ってやり切る
どれも、無理なく始められることばかりですが、小さな達成感を積み重ねることで確実に前向きに歩みを進められるようになります。
「またできなかった…」から「今日はここまで進めた!」に変わっていく感覚を、ぜひ体験してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
木の実